BL系です。
「なんの事？」って思った人は読まないで下さい。

愛と混乱のレストラン３（完結）
『唇にキス舌の上に愛』
シャレード文庫／高遠琉加　ill.麻生海


ネタバレ上等ですよ。
小説を読もうって気がある人は、小説読んでからの方が良いと思います。




出ましたよ〜！完結巻です。
２巻でディレクト−ル（受）を酷い目にあわせたシェフ（攻）は、ディレクト−ルの上司にディレクト−ルを奪われてしまうのですよ。
そして反省すること数カ月（笑）。やっと、３巻です。
良かったね。シェフ！

３巻はシェフがシェフになった馴初め的な話とか、上司の本音とか、ごたごたーとあるんですが。
もう最終的にはディレクト−ルが全部可愛かったです！（オイ
シェフに告白するシーンとか、大好きです。

「ほ、本当はこんなことは言いたくないんだ」
って前置きで告白するディレクト−ルが可愛いです。
なんかもう、言いたく無いけど、気持ちが溢れてしょうがない感じがするよ。
今まで欲しいものを欲しいと中々言えなかったディレクト−ルが、ちゃんと自分の好きな人に「好き」って言うのは、本当に勇気がいることだと思うんだよね。
諦めた方が楽だったりすることも多いけど、シェフだけは諦められない気持ちがね。
素直っていうより、正直に告白するところもディレクト−ルの可愛さに拍車をかけてるよ。


「----抱きたい」
気持ちが通じた途端に、ケモノに返るシェフ。
「そ、そう来ると思ったんだ！」
「あ？」
「だから言いたくなかったんだ」
可愛いよ。
可愛すぎるよ。ディレクト−ル。
極め付けに
「君と一緒にいると⋯⋯生きたいって思えるんだ」
なんてこというもんだから、やっぱりシェフにおいしく食べられるワケですが。
いやもう、前回「生まれて良かったなんて思ったことが無い」なんてことを言ってたディレクト−ルなんで、この台詞の重みっていうか、最大級の告白なんじゃないかな〜？って思うんだよ。
ディレクト−ル・・・ちょうかわいい。

本当にディレクト−ルには幸せになってもらいたいっす。
あと１册出るらしいですが、たぶん、パティシエの話くさいかな〜？
もしくは番外編集になるんだろうか・・・？
その後の、ディレクト−ルとシェフのラブラブ生活も覗いてみたいものですよ。こんちくしょう。
なんつっても、ディレクト−ルは初恋ですからね！
シェフに翻弄されて、たまに無自覚に爆弾落として、そのたびにおいしくいただかれば良いと思う。

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