２月半ばくらいから読んだ本・・・かな？
図書館で予約した本があるんだけど、土曜だと思って図書館に行ったら、祝日で休みだったんだよ・・・がーん。
返却は出来たから、まぁいいんだけど、しばらく普通の小説は読めないんで、溜まってるＢＬ小説に手をつけるつもりだよ。


小説。
流れ星が消えないうちに　橋本紡
恋人をなくした彼女は玄関で眠る。
そんな彼女のところに父親が家出してくる。
死んだ恋人の友達が今の彼氏で、でも、死んだ恋人の話は出来ない。
同じ喪失を抱えた彼氏彼女と、家出父親が一緒に過ごす時間が少しずつ彼氏彼女に前に進む気持ちをくれる。
劇的な何かがあるわけではないけども、最後はいい気分になる話でした。

僕僕先生　仁木英之
結構偉い仙人少女とあんまりやる気のない青年の話。
親が働いた財産でなんとなく暮らせるわりと良いとこの坊ちゃんが、親の頼みで仙人先生に会いに行ったら、姿はかわいい少女な仙人先生になんとなく惹かれて、なんとなく旅をすることになる。
なんというか、結構大変な目にあってるのに青年のゆるさがあまり変わらないのが良い感じっす。
仙人先生とか他登場人物にいじられてるのも面白いっす。
続編も何冊か出てるようなので、消化していきたい。

子どもたちは夜と遊ぶ（上・下）　辻村深月


UFO大通り　島田荘司
久しぶりに御手洗読んだぜー。
ドラマの放送前に読もうと思ってたけど、間に合わず・・・。
いや、ＵＦＯ大通りの方は読み終わってたんだけどもね。
ドラマは傘を折る女だったんで。
ドラマの御手洗はなんかカッコイイ体（てい）でしたね。石岡くん目線の奇行メインだと面白かった気がするけど、ドラマの石岡くんは・・・長年連れ添った昭和妻でしたね。
原作読んだら、部屋の中だけで片付いてたしな。

凍りのくじら　辻村深月
ふみちゃんが出てくるって・・・短編集なのかと思ったら、スピンオフだった。
でも、発行日的にはこっちの本が先だし、スピンオフって言い方はたぶん違うな。
人物相関図とか作れるくらい、なんか脇がチラチラ他の作品にいるしな。
写真家・芦沢光（二代目）とピアニスト・松永郁也の出会い編っすかねー。
大好きな父親が癌発症後に失踪した後、母親と二人で生きて来た理帆子。
その母親も癌で命の期限を切られてしまったことで、理帆子自身が自分の存在価値を見失う。
コミュ障でプライドが高い元彼と、ピアノ以外のあらゆることを我慢し続ける小学生が、理帆子の心を揺さぶっていく。
父親が好きだった藤子・Ｆ・不二雄の「どらえもん」のひみつ道具をからめて章を作っている。
どらえもんが好きだったら、そっちからも楽しめるんじゃないかなー？私はメジャーなとこ以外はよくわからないんで、道具に関しては、ふーん？くらいの感想しかない。

魔法科高校の劣等生１５古都内乱編下　佐島勤
お兄様無双。
生きてるのか、死んでるのか・・・いやでも、生きてるだろアレ。
なんかしぶとそうだもの。
そして、お兄様と一緒に行動するとどうしても一条がアホの子に見えるマジック。
次回はついにお披露目なんですかねー？楽しみっす。
そして、光宣の存在が深雪に影を落としそうっすねー。なんだかんだで深雪は男としてもお兄様以外は目に入れてないもんなぁ。

金春屋ゴメス　西條奈加
江戸は江戸でも未来の作られた江戸設定にちょっと驚いた。
日本国内の治外法権。
十数年前に某村で子供が犠牲になった奇病が江戸でも流行りだすが、その発症具合が不自然で調査に乗り出す奉行。
某村で発症した奇病の唯一の生き残り辰次郎は、父親の願いにより江戸に入ることになる。
・・・極悪で有能なゴメスが女子なのに驚いたよね。
女子の描写じゃなかったぜ・・・？
ゴメスの裏事情も気になるところ。続編もあるようなので、今度借りよう。

薄妃の恋　仁木英之
僕僕２。
前作の続きから始まるけど、あんまりイチャつかない二人。
前作からするとちょっと距離出来てる感じするなー。でも、王弁くんが先生ラブなのは変わらないよ。うんうん。
新たな登場人物・・・人、ではないが。も、出て来て続きがますます楽しみだ。
しかし、しゃべらない馬が気になるよ。
王弁くん気にしてないようだけど、なんか理由があるんじゃないのー？？？

化石少女　麻耶雄嵩
良家の子女が通う学校で起きる殺人事件。
古生物オタクの変人、赤点少女が気まぐれで事件の謎に挑むが、後輩で従僕扱いの幼馴染に論破され続け、事件は解決されない。
・・・なんというか、解決しない事件、ストレス溜まる！
実は解決してるのかもしれないけど、後輩が否定して終わるから、結局一般的に考えて一番あやしいひとが逮捕されるっていう・・・。
なんか、上手いんだけど、消化不良感しかない。
でも、万が一続編が出たら気になって読みそうではある。そしてまた消化不良で悶えそう。

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