C A L E N D A R
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くりかえしくりかえし。
BL系です。
「なんの事?」って思った人は読まないで下さい。 何回も読んでるのに、未だに悶えるBL本。 『なんでやねん!』(全2巻) ディアプラス文庫/久我有加/ill.山田ユギ 芸人カップルのBL本〜。 お互いが大事すぎてぐるぐるしてるカップルの話です。 1巻は馴初め学生編で、2巻はプロ駆け出し編・・・かな? ま・・・どっちにしろ、基本始終ラブラブです。 攻が一途で包容力のあるヘタレで男前。受はちょっと脆いところもあるけど、性格がやたら男前な美人です。 『月も星もない』『月よ笑ってくれ』 ディアプラス文庫/久我有加/ill.金ひかる なんでやねん!のスピンオフな話・・・かな?カップルは変わってるけど、“なんでやねん”のカップルもベテラン先輩芸人として出て来る。そこも好き! なんか、“月も星も〜”のカップルは金さんの絵なんだけど、“なんでやねん”のカップルは山田さんの絵で場面を想像してしまうよ。脳内では違和感ないってのがすごい。 “月も星も〜”は馴初め編なので、ラブい。 “月よ〜”は苦悩編。相方で恋人な関係に疲労を感じて、お笑いは辞められないから、恋人としての関係をリセットしようとする。 でも、最終的には「やっぱおまえがいい」っていう展開・・・こうしてまとめると、“なんでやねん”とカブる設定だわ。内容はけっこう違うので、比較しても楽しめるかも・・・しれません。 『天国が落ちてくる』(全3巻) シャレード文庫/高遠琉加/ill..祭川ななを ふいに読みたくなる本。 歌手×記者で、年下攻。実力のある歌手なのに致命的なトラウマがあるカオルと、ピアニストとしては大成しなかった記者秋広。 音楽を通じて2人の仲も深まっていくわけですが、お互いの事情とかがあって、泣けますよ〜。 最終的にはラブラブになるので良いんですけどね! 切ないけど、ラブラブハッピーエンドな話が読みたい!人は好き、かもしれません・・・。 『愛と混乱のレストラン』『美女と野獣と紳士』 シャレード文庫/高遠琉加/ill.麻生海 捨てられた状況と施設育ちなこともあって、「食べる」ということに関しては無関心な理人(りひと)が、とあるレストランを再建するために、傲慢なシェフ修司(しゅうじ)をスカウトするところから始まる話。 お互いがお互いに意識してるんだけど、それは果たして、恋心なのか・・・? なんつーか、理人の場合は危機的状況に陥ると恋と勘違いしやすいアレな感じがしなくもないです。 2冊目が好き・・・2人が進展してるっていうか、うん、酷いんだけどさ。攻。 まあ愛ゆえの行動ってことで。最後紳士にかっ攫われたけどさ。待て次巻!来月の末頃に発売予定です。楽しみ〜。 あとがきの「今回のテーマは“修司、反省する”です。俺様な人が反省するのは楽しいですね!次巻が出るまで反省し続けるがいい・・・。」っていう文が大好きです。 修司、未だ反省中。。。なんだろうか?暴れてそうな気もします。 理人と修司だけでなく、レストランのスタッフも2人を生温かく見守ってくれてて素敵ですよ〜。 『貴公子の求婚』 SHYノベルス/和泉桂/ill.佐々成美 和モノです。平安時代の貴公子です。 書物を偏愛して、現実の恋愛スキルはゼロっていうか、むしろマイナスな貧乏公家が、家人に諭され、しぶしぶとパトロン目当てで夜這いをかけるワケですが・・・、うっかり忍ぶ家を間違えて、得体の知れない美丈夫に逆に頂かれてしまう話です。 落とした書物を処分するといわれて、慌てて訪ねたら、また頂かれ。 読んだことのない本を餌にされたり。 なんやかやと、通いつめることになる貧乏公家。 そのうちどっちもがほだされていくっていうー。 ほとんど最後の最後まで、鈍い貧乏公家が可愛いです。 いや・・・最後の方、あんなに告白してやることやってんのに、全く気づいて無いんだぜ。 『純真にもほどがある!』 ルチル文庫/崎谷はるひ/ill.佐々成美 幼馴染みで、共同経営者な人達の話。 幼馴染みで、付き合いが長い分、近すぎて気づかなかった青い鳥!っていう。。。 改めて考えてみたら、「え、付き合ってないの?」っていう関係だった。っていう。 出来上がってから、変わらないと思っていたのに、距離の取り方っていうか、仕事と恋愛の線の引き方にあわあわしてる受とか可愛いです。 そして・・・受は普段真面目で、きっちりしてる分、エロさ倍増〜。 『幸運的生活のススメ』 Hugノベルス文庫/滝井ルカ子/ill.橘水樹&櫻林子 ものっすごい不運体質の子と、ものっすごい幸運体質の子の話。 エロい方向にいく展開で始まったはずが、最後までエロいところにいきませんでした。 でも、なんか好きです。 のほーんとしつつトラブルに巻き込まれる2人が。 ここがエロい!とか、この台詞好き!とかよりも全体的な雰囲気が好きで、繰り返して読んだりしてしまう本です。 『犬ほど素敵な商売はない』 SHYノベルス/榎田尤利/ill.志水ゆき シリーズ1作目。ボルゾイです。 ・・・つってもボルゾイがどんな犬なのか、うっすらとしかわからないんだけど。 愛されることに餓えてる倖生(ゆきお)と愛情を注ぐ対象に餓えてる轡田(くつわだ)。 飼い主と飼い犬という関係で育っていく思いと満たされる心。って書くと倒錯的な感じがするなぁ。。。 飼い犬でもいいから、確かな愛情を求める倖生が切ないです。てか、健気に見えます。 そんな倖生に惹かれていく轡田の苦悩も「はっきりせいやぁ!」とか思うんだけど、前の恋人に去られたトラウマで、恋には臆病になってるんだよ。イイ年のおっさんが。 最終的には臆面のない恋人同士になるんですが、最後のランチしてるあたりが大好き〜。 どっちも180cmオーバーなでっかいカップルらしいです。 『獅子は獲物に手懐けられる』 SHYノベルス/榎田尤利/ill.志水ゆき シリーズ2作目。ライオンです。 この話は痛いです。 ある事情で、母親の再婚当初から義兄の虐待を甘んじて受けている千昭(ちあき)。 すべては身体が弱い母親の生活と、義父と母の間に出来た妹を守るため。 義兄の企みによって、出会った会員制デートクラブの“ライオン”、真(しん)。 不本意な出会いと、仕組まれた身体の繋がり。惹かれ合う2人。 そして、虐待の日々は母の死によって、終止符が打たれるわけです。 母の訃報を聞いた千昭が切なくて切なくて。真に電話が繋がって良かったよ〜。 まあ、その後も痛いような展開があるんですけど、本当にこの話は、千昭の守るために耐える強さに泣けます。 あんな生活から逃げ出さずに、何年もよく耐えたよ〜。千昭〜えらいよぅ〜。 ま、義兄さんも死んだわけじゃないので、ある日ひょっこり現れるかもしれないけど、きっと千昭の側には真がいるはずなので、大丈夫〜! 『秘書とシュレディンガーの猫』 SHYノベルス/榎田尤利/ill.志水ゆき シリーズ3作目。猫です。 シュレディンガーを正しく指摘したひとりに全財産を相続させる----- 会ったことも無い亡祖父の遺言を聞くために古い屋敷を訪れた舘(たち)。 そこで待っていたのは、同じく遺言を聞くために集まった従兄弟2人と、亡祖父の秘書、雨宮(あまみや)だった。 財産をするのは誰なのか、シュレディンガーとは? 権力と金を信じてる舘と、誰の事も信じない雨宮。 舘さんは大人気ないし、雨宮は依怙地で素直じゃないので、やきもきしますが、前作が前作なので、軽いです。あ、雨宮の過去は結構可哀想なんだけども。 それでも、「死ぬよりは良い」って思える雨宮がなんて良い子なんだろう!!って思います。 ええ、それで舘さんほだされたってゆーか、トドメさされたってゆーか。 その後話の“不機嫌な猫”の雨宮がちょーえろかわいいっす! 舘さんはほどよくヘタレになったしな。やはし、本命の前ではヘタレ!とかもえるよ。 ・・・毎月、新しい本も買ってるっていうのに、前に買った本でも、ふいに脳を過る話があります。 タイトルとか作者名とかでは出て来ません。 こんな設定で、受の子がすんげーけなげなの!とか、攻がちょーヘタレなんだよ!!とか、そういう抽象的なものが過るのです。 そうすると、気になるので悶々とするのですよ。 まず、小説か漫画かを考えて、ノベルスか文庫かを考えて、あとはレーベルとか会社とか、読んだ時期とか、イラストとか、作者名とか、ひっかかったもん順です。 思い出せないとイライラします。読みたくて。 こういう風にふいに読みたくなるので、整理するとき困るんだよ。 絶対もう読まないって断言出来る本が少ない・・・書庫が欲しい。部屋を書庫にしたい。。。本屋に住みたい。(夢。 PR |
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