C A L E N D A R
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翼の帰る処
小説です。
幻冬舎/妹尾ゆふ子 ill.ことき 無印~3 各上下巻 (以下続刊) 新書版と四六版がありますが、四六版が新装版で新しいっす。 本屋で見かけたとき気になったワード。 「隠居」 「虚弱」 な、36歳。 ・・・え? 主人公、だよね? 気にはなったけども、新書だったので、お値段的に少々お高めだし、6冊もある・・・というワケで、図書館で検索かけたらあったので、とりあえず借りて来た。 おもしろかった。 久々に普通のファンタジー読んだ。 いやもう、主人公が。 虚弱で隠居志望なくせに、真面目すぎて融通が利かない性格で順調に左遷されて夢の隠居生活に近づいたと思っていたら、ウッカリ皇女さまが上司になったあたりからどんどん出世して、普通に暮らしても倒れたり寝込んだりするのに、諸事情で毎回命がけになってるあたりがね。 ひとつの話の中で何度意識を失うのか・・・担ぎ込まれてベッドの上とか。 嘔吐とか・・・毎回嘔吐する主人公ってあんまし見ない気がするんだ・・・。 主人公が36歳でそんな有様なのに、従者になるじーさまが登場人物の中で最強の肉体派とか・・・。 今思い返してみて、なんつーか若い子もいるのに、なんだろう印象に残ってるのがことごとくおっさんどもって・・・。 皇女さまは可愛いっすけどね! あらすじとしては・・・ 皇帝陛下の後継ぎ問題を絡めつつ、世界を魔王から救おうぜ☆ だと思うんですが、その救世主的なポジションにいるのが、虚弱な主人公っていう・・・。 無印が皇女との出会い、鳥に翼の力を取り戻す。 2が後継ぎ争いに巻き込まれ、最強のじーさんを獲得する。 3が弟分の鳥2羽をもふもふする。 読み終わって、諸々検索したり検索したり検索したり・・・! でもやっぱあんまし無いんだよなぁ。 興味のあるひとは、是非読んでみてください♪ PR |
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